「決算審査終了」~PDCAサイクルの活用を~

平成23年度三次市における各種事業の決算審査が昨日で終了した。

今回の決算審査を通じて感じたことは、決算という総括が行政にとって重要視されているのだろうかと疑問を抱いた局面が多々あった。

例えば、主要事業の成果についても、100ページを超える報告書が提出されていたが、中身を見る限り、事業をすることが目的(評価)となっており、その事業をしたことによって、どの様な効果が見られ、課題は何であったが、そしてその課題を今後の事業で、どう改善していくのか?などの検証が記されていない。

典型的なマネジメントサイクルの1つで、PDCAサイクルがある。計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)のプロセスを順に実施することで、最後のactではcheckの結果から、最初のplanの内容を継続(定着)・修正・破棄のいずれかにして、次回のplanに結び付ける。

このプロセスを繰り返すことによって、事業の質の維持・向上および継続的な業務改善活動を推進するマネジメント手法が、報告書を見る限り、行政には欠陥している気がする。

従って、決算での指摘事項、要望事項が本当に次年度の予算に反映されているのか疑念を抱かざる得ない。

せめて主要施策に関しては、事業をやった報告だけではなく、PDCAサイクルを用いて事業を検証したことを報告書に記すべきであると思うし、それが確実に実施されれば、もっと決算の意義が重みを増してくると同時に、各種事業の質が向上するのではなかろうか?

総括としてそのことを今回の決算で指摘させていただいた。