こんにちは。福岡さとしです。

本日、畜産農家さんへ訪問。

先週に今年の和牛の相場を占う子牛の初競りが三次市の家畜市場で行われ、初競りの平均価格は７９万円あまりと去年最後の競りの価格を１万３０００円余り上回る好調なスタート。

豪雨災害や生産者の高齢化による廃業から牛が減少し、全国的に子牛が不足し、県外からの買い付け業者も見られるという。

本日伺った畜産農家さんは、高齢になられた奥様が、旦那さまの意思を受け継ぎ、毎日牛のお世話をされていらっしゃる。

「膝が痛うてやれんのじゃが、お父さん（旦那様）が守ってきた牛の世話をしとるんよ」

手塩にかけて育てた子牛を市場へ出荷するときは、情が入り涙がでるという。

牛舎へ入ると、寝そべり休憩していた子牛たちが喜んでよってくる。

その愛らしい子牛たちを見ると、命の尊さを感じると共に、生産者の心の痛みにほんの少しだけ触れることができた。

「前進　新しい三次へ。」

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